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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科21巻1号

1967年01月発行

文献概要

薬剤

NMAローシヨンならびにAローシヨンによる痤瘡の治療

著者: 安田利顕1

所属機関: 1関東逓信病院皮膚科

ページ範囲:P.81 - P.84

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 痤瘡では思春期男女に好発する尋常性痤瘡Acnevulgarisが大部分を占めている。その成因として,この期にみられる性ホルモン代謝の不均衡,つまりandro-gen,estrogen比の絶対的ならびに相対的増加がHa-milton以来重視されてきた。しかし,日常われわれの経験する臨床上の痤瘡では,その発生にそのほかの種々の因子が関与していて,複雑な多岐にわたる病像を呈している。それには外因性因子も関与しているが,大部分のものは内因性のものである。このため,痤瘡は諸種の体内因子によつて消長がみられる。
 こういつた痤瘡において,その治療のための外用剤の意味については,次のようにあげることができる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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