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薬剤
NMAローシヨンならびにAローシヨンによる痤瘡の治療
著者: 安田利顕1
所属機関: 1関東逓信病院皮膚科
ページ範囲:P.81 - P.84
文献購入ページに移動 痤瘡では思春期男女に好発する尋常性痤瘡Acnevulgarisが大部分を占めている。その成因として,この期にみられる性ホルモン代謝の不均衡,つまりandro-gen,estrogen比の絶対的ならびに相対的増加がHa-milton以来重視されてきた。しかし,日常われわれの経験する臨床上の痤瘡では,その発生にそのほかの種々の因子が関与していて,複雑な多岐にわたる病像を呈している。それには外因性因子も関与しているが,大部分のものは内因性のものである。このため,痤瘡は諸種の体内因子によつて消長がみられる。
こういつた痤瘡において,その治療のための外用剤の意味については,次のようにあげることができる。
こういつた痤瘡において,その治療のための外用剤の意味については,次のようにあげることができる。
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