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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科21巻10号

1967年09月発行

文献概要

第18回西日本皮膚科連合地方会 シンポジウム 皮膚疾患の地理病理学的検討

皮膚科疾患と自然環境との関係

著者: 野瀬善勝1

所属機関: 1山口大学医学部公衆衛生学教室

ページ範囲:P.947 - P.955

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I.まえがき
 過去1カ年間(昭和40年7月〜41年6月)にわたつて,西日本の皮膚科医によつて診断された各種皮膚科疾患について,公衆衛生学的立場から地理病理学的検討を試みた。
 説明の便宜上,皮膚科疾患を,(A)一般に多い疾患(円形脱毛症,帯状疱疹,癜風及び尋常性白斑),(B)一般に少ない疾患(乾癬,皮膚癌及び皮膚結核),(C)特定の地域に発生する疾患(熱帯性疾患)の3群に大別して,生活環境,特に気候,地質,土壌などの如き自然的環境との関係について考察を試みた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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