文献詳細
文献概要
第18回西日本皮膚科連合地方会 シンポジウム 皮膚疾患の地理病理学的検討
皮膚科疾患と自然環境との関係
著者: 野瀬善勝1
所属機関: 1山口大学医学部公衆衛生学教室
ページ範囲:P.947 - P.955
文献購入ページに移動I.まえがき
過去1カ年間(昭和40年7月〜41年6月)にわたつて,西日本の皮膚科医によつて診断された各種皮膚科疾患について,公衆衛生学的立場から地理病理学的検討を試みた。
説明の便宜上,皮膚科疾患を,(A)一般に多い疾患(円形脱毛症,帯状疱疹,癜風及び尋常性白斑),(B)一般に少ない疾患(乾癬,皮膚癌及び皮膚結核),(C)特定の地域に発生する疾患(熱帯性疾患)の3群に大別して,生活環境,特に気候,地質,土壌などの如き自然的環境との関係について考察を試みた。
過去1カ年間(昭和40年7月〜41年6月)にわたつて,西日本の皮膚科医によつて診断された各種皮膚科疾患について,公衆衛生学的立場から地理病理学的検討を試みた。
説明の便宜上,皮膚科疾患を,(A)一般に多い疾患(円形脱毛症,帯状疱疹,癜風及び尋常性白斑),(B)一般に少ない疾患(乾癬,皮膚癌及び皮膚結核),(C)特定の地域に発生する疾患(熱帯性疾患)の3群に大別して,生活環境,特に気候,地質,土壌などの如き自然的環境との関係について考察を試みた。
掲載誌情報