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第18回西日本皮膚科連合地方会 シンポジウム 皮膚疾患の地理病理学的検討
梅毒・軟下疳—西日本における皮膚疾患の地理的分布の実態について
著者: 樋口謙太郎1 中垣謙一1
所属機関: 1九州大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.961 - P.964
文献購入ページに移動西日本13県(香川・愛媛・高知を除く)の梅毒の総数は2547,軟下疳の総数は88である。梅毒ではその内訳は顕症梅毒644,潜伏梅毒1786,先天梅毒117で梅毒全体の中では顕症梅毒25.3%,潜伏梅毒70.1%,先天梅毒4.6%の割合をしめる。今人口10万対受診率を罹患率とすると西日本13県で梅毒12.4,軟下疳0.4となる(第1表参照)。
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