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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科21巻4号

1967年03月発行

文献概要

特集 皮膚疾患の電子顕微鏡像

Senear-Usher症候群の電顕的研究

著者: 遠藤秀彦1 相模成一郎1

所属機関: 1大阪大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.347 - P.355

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I.はじめに
 Senear-Usher症候群は,天疱瘡の一型と考えられ,その病理組織学的特徴は,顆粒層あるいは,有棘層上部の,棘融解による水疱形成である。
 光学顕微鏡で「棘」といわれる所は,電子顕微鏡におけるTonofilament-Desmosome Complexに相当する。そして,WilgramやBraun-Falcoなどの研究によつて,棘融解を主徴とする一連の天疱瘡群においては,この部分に一次的な変化の生じることが知られている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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