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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科21巻5号

1967年04月発行

原著

皮疹を伴つた伝染性単核球症の1例

著者: 関藤成文1

所属機関: 1東大分院皮膚科

ページ範囲:P.497 - P.503

文献概要

Ⅰ.緒言
 伝染性単核球症(腺熱)は発熱,リンパ節腫張及び血液像の変化を3大徴候とする予後良好な伝染性疾患であり,従来主として内科領域で検索の対象となつていたが,近年前記Trias以外に種々の皮疹を併発せる事例の故に,皮膚科領域においても注目されるに至つた。筆者は東大分院皮膚科において,臨床的に本症を疑い,血液学的並びに血清学的検索により本症と確診した1例を経験したので,ここに報告したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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