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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科21巻6号

1967年05月発行

原著

Corticoid軟膏の効果判定に関する知見

著者: 高屋通子1 中村家政1

所属機関: 1熊本大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.599 - P.607

文献概要

 臨床的に広く用いられているCorticoid軟膏の効果判定法としてdouble blind testがあるが,その総合判定に納得のいく統計処理を試みた報告は意外に少く,検定成績を杜撰なものにしている。かような見地から,私達はdouble blindtestで得られた成績を総合判定するにあたり検討した結果,判定基準を厳格に定めて判定,Waldの逐次検定法,BrossのRidit法を応用して検定を行えば,少数例で良果が得られることが判つた。この3検定法並びにこれらの検定法を2,3軟膏の比較に応用検討した成績について報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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