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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科21巻8号

1967年07月発行

原著

悪性淋巴腫の電子顕微鏡像—特に抗癌剤使用時における内部微細構造の変化

著者: 岩屋利勝1 石原和之12

所属機関: 1国立がんセンター電子顕微鏡室 2国立がんセンター病院皮膚科

ページ範囲:P.797 - P.804

文献概要

Ⅰ.はじめに
 皮膚に発生した悪性淋巴腫の電子顕微鏡的研究には,若干の報告1)〜4),藤田,野口,辻村等のそれがあるが治療中における腫瘤について,治療前のそれと比較検討した報告は,筆者の知る限りでは認められない様である。しかし,今回,我々は光学顕微鏡で,細網肉腫の像を呈する2,3の症例について電子顕微鏡に依る観察を試みた結果,治療前に比較して,核膜の一部に興味ある所見を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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