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綜説
薬疹について
著者: 山田実1
所属機関: 1東京医科歯科大学皮膚科
ページ範囲:P.1061 - P.1068
文献購入ページに移動I.はじめに
薬疹と呼ばれる皮膚現象は日常よく経験するところであるし,又最近の医薬の進歩によつて夥しい種類の医薬品が提供され,その使用量も尨大なものがある。これに伴つて薬疹の発生頻度も高まる傾向が見られる。又薬剤の種類の殆んど数えきれない程の増加は薬疹の病態をより複雑なものにしている。
薬疹と呼ばれる皮膚現象は日常よく経験するところであるし,又最近の医薬の進歩によつて夥しい種類の医薬品が提供され,その使用量も尨大なものがある。これに伴つて薬疹の発生頻度も高まる傾向が見られる。又薬剤の種類の殆んど数えきれない程の増加は薬疹の病態をより複雑なものにしている。
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