文献詳細
原著
文献概要
I.緒言
黄色腫は古くから知られている疾患の1つであり,その臨床所見,血液学的所見,病理組織学的所見,全身病的な関連などの観点から分類されており,多くの病型が知られているが,その本態に関して尚明らかにされてない点が少くない1)。
このような黄色腫のうちで,肝疾患に高コレステロール血症を伴つて来るものが知られている。本邦においては,この型に属する黄色腫は稀であるとされており,10余例2〜16)が報告されているに留るようである。
黄色腫は古くから知られている疾患の1つであり,その臨床所見,血液学的所見,病理組織学的所見,全身病的な関連などの観点から分類されており,多くの病型が知られているが,その本態に関して尚明らかにされてない点が少くない1)。
このような黄色腫のうちで,肝疾患に高コレステロール血症を伴つて来るものが知られている。本邦においては,この型に属する黄色腫は稀であるとされており,10余例2〜16)が報告されているに留るようである。
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