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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科22巻12号

1968年11月発行

文献概要

〈原著論文抄録〉

オスラー氏病について,他

著者: 松本維明1 大国剛1 蔭山亮市1

所属機関: 1大阪労災病院皮膚科

ページ範囲:P.1247 - P.1247

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 家族内発生,出血及び毛細血管拡張の認められた20歳の女子,18歳の女子及び30歳の男子の3例のオスラー氏病症例を報告し,本症の文献的考察を行つた。Gjessingによれば本症は家族内発生,出血及び毛細血管拡張のtriasをもつた疾患である。遺伝に関しては極めて不明確な場合が多いが,本症の他の徴候である出血及び毛細血管拡張も夫々特異的なものではなく,Bean et al. は明らかに遺伝を認めないものをvenouslakeという独立疾患としている点等より家族内発生,出血及び毛細血管拡張のtriasをもつたもののみを本症とするのが妥当であると思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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