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原著
Pityriasis lichenoides et varioliformis acuta(Mucha-Habermann)の1例
著者: 山内晢1 福士堯1 上原伸一1
所属機関: 1青森県立中央病院皮膚科
ページ範囲:P.259 - P.263
文献購入ページに移動本症はMoller u. Afzelinus(1903)がpara-psoriasis vom varicellentypとして記載したことに初まり,その後Mucha(1916)が壊死性座瘡様丘疹を有する急性型をparakeratosis variegataに似た1特異症例として報告,ついでHabermann(1925)も類似例を観察しこれをPityriasis lichenoides et varioliformis acutaと命名した1)。
本症の報告について,欧米に於てはCaccialanza u. Belloneによると1957年までに165例であり2),本邦に於ては僅かに10数例の報告があるのみで我国ではこの病名に接する機会が少ない。
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