icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科22巻4号

1968年04月発行

原著

先天性限局性皮膚萎縮症の父子例

著者: 秋葉弘1 大沼秀雄1

所属機関: 1東北大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.327 - P.332

文献概要

I.結言
 現在皮膚萎縮症という分類に属するものには非常に多数の疾患が含まれている。しかしその分類はもつぱら臨床的ないし組織学的に行なわれているのが現状であり,その発生機序には不明な点が多く,又臨床的,組織学的に皮膚萎縮症と考えられてもこれらの分類中いずれに属せしめうるか迷う症例に遭遇することがまれではない。われわれは最近,父と息子にみられた先天性ならびに遺伝性と考えられる一種の皮膚萎縮症例を経験したので以下にその大要を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら