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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科22巻5号

1968年04月発行

文献概要

特集 皮膚疾患の電子顕微鏡像(2)

発癌物質DMBA滴下により現われるHairless Mouse皮膚の変化の電子顕微鏡的観察

著者: 辻卓夫1

所属機関: 1大阪市立大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.471 - P.478

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I.はじめに
 Hairless Mouse (濃色素株)の背部皮膚に発癌物質DMBA (7,12-Dimethyl-Benz〔α〕anthr-acene)の1%溶液を滴下すると,4週以後に斑状の色素性腫瘍および乳嘴様丘疹の発生を見る(第1図)。この色素性腫瘍部の光顕像はBluenevusの像と類似する(第2図)。今回私は電顕的にこの部を観察し,表皮および真皮にそれぞれかなりの変化を見たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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