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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科22巻6号

1968年05月発行

文献概要

原著

網状肢端色素沈着症(北村)症例追加

著者: 田久保浩1 花岡宏和1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.561 - P.566

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I.はじめに
 本症は昭和18年北村・赤松1)が,「一種の対側性肢端色素異常症」なる病名で,18才男子の症例を報告したのが最初で,その後昭和28年2)その特異な臨床像および組織像よりAcropigmentatio reticularis kitamura (網状肢端色素沈着症・北村)なる名称が提唱され,今日迄既に多数の症例の集績をみている。我々は最近3代28名中,9名の本症をみる家系で,2代3名の本症を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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