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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科22巻8号

1968年07月発行

文献概要

原著

遺伝性対側性色素異常症の1例

著者: 近藤湘子1 北村啓次郎1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.767 - P.771

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I.はじめに
 本症は,対側性肢端色素沈着症(土肥・駒屋)1)また対側性点状網状色素欠乏症(松本)2)と同一疾患とされ,網状肢端色素沈着症(北村)と共に,本邦特有の色素異常症の1つであり,欧米での報告はなお認められていない。本症はまた,雀卵斑,色素性乾皮症との関係において,種々論議のある疾患でもある。
 最近,筆者らは本症の1例を経験し,若干の検索を行つたので,ここにその概要を報告したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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