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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科22巻9号

1968年08月発行

検査法

自律神経機能検査法—概論と実際

著者: 池上寿彦1

所属機関: 1信州大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.911 - P.919

文献概要

I.はじめに
 生体があらゆる内的および外的環境に順応して,生活を維持していくためには,色々な調節が必要であり,この調節機能を果すものとして,自律神経系や内分泌系などがある。もしこの調節機能が順調に行われなければ,環境に適応出来なくなり,正常な生活が営む事が出来ず,種々の疾患発生の要因となる。自律神経系は内分泌系および精神活動と密接な,そして複雑な関係にあり,また常に変化していく環境に対応して変化しているものであるから,検査に当つては,その影響される因子を常に考慮に入れ,一定の条件のもとで行う様に心がけなければならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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