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ウイルス性皮膚疾患のウイルス
著者: 橋本謙1
所属機関: 1昭和大学医学部皮膚科教室
ページ範囲:P.789 - P.806
文献購入ページに移動I.はじめに
電子顕微鏡の性能の向上と試料の製作,検鏡技術の発達と相まつて,ウイルス粒子の発見のみならず,ウイルス粒子の形態と大きさについて,さらに感染細胞における吸着,侵入,増殖,游出などの動態が微細に観察され,記録されるようになつた。
皮膚疾患でウイルスが確認されたものには,腫瘍形成を示す尋常性疣贅,青年性疣贅,尖圭コンジロームおよび伝染性軟属腫と水疱形成を示す単純性疱疹,帯状疱疹,水痘などの疱疹群とである。
電子顕微鏡の性能の向上と試料の製作,検鏡技術の発達と相まつて,ウイルス粒子の発見のみならず,ウイルス粒子の形態と大きさについて,さらに感染細胞における吸着,侵入,増殖,游出などの動態が微細に観察され,記録されるようになつた。
皮膚疾患でウイルスが確認されたものには,腫瘍形成を示す尋常性疣贅,青年性疣贅,尖圭コンジロームおよび伝染性軟属腫と水疱形成を示す単純性疱疹,帯状疱疹,水痘などの疱疹群とである。
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