文献詳細
展望
文献概要
I.はじめに
電子顕微鏡の性能の向上と試料の製作,検鏡技術の発達と相まつて,ウイルス粒子の発見のみならず,ウイルス粒子の形態と大きさについて,さらに感染細胞における吸着,侵入,増殖,游出などの動態が微細に観察され,記録されるようになつた。
皮膚疾患でウイルスが確認されたものには,腫瘍形成を示す尋常性疣贅,青年性疣贅,尖圭コンジロームおよび伝染性軟属腫と水疱形成を示す単純性疱疹,帯状疱疹,水痘などの疱疹群とである。
電子顕微鏡の性能の向上と試料の製作,検鏡技術の発達と相まつて,ウイルス粒子の発見のみならず,ウイルス粒子の形態と大きさについて,さらに感染細胞における吸着,侵入,増殖,游出などの動態が微細に観察され,記録されるようになつた。
皮膚疾患でウイルスが確認されたものには,腫瘍形成を示す尋常性疣贅,青年性疣贅,尖圭コンジロームおよび伝染性軟属腫と水疱形成を示す単純性疱疹,帯状疱疹,水痘などの疱疹群とである。
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