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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科23巻9号

1969年09月発行

文献概要

原著

汎発性環状肉芽腫の1例

著者: 三宅一夫1 近藤湘子1

所属機関: 1国立東京第2病院皮膚科

ページ範囲:P.911 - P.915

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I.はじめに
 環状肉芽腫Granuloma annulareは1895年Foxによって第1例が報告されて以来,欧米および本邦においてかなり多数の報告に接することが出来る。しかるにその汎発例(汎発性環状肉芽腫generalized granuloma annulare)は極めて稀有であり,最近の藤沢1)の報告によると本邦における123例の環状肉芽腫中わずか5例が認められるにすぎないという。我々は最近本症の1例を経験したので,若干の文献的考察とともに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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