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原著
高グロブリン血症性紫斑病—症例報告
著者: 島野晧三1
所属機関: 1金沢大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.361 - P.367
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高グロブリン血症性紫斑病1)(purpura hyper-globulinemica,Waldenström)の記録はわが国に20例2)〜21)みられるが,皮膚科からの報告はまだない。われわれの観察した本症の1例を述べ,若干の考察を加える。なお,本例は金沢大学皮膚科で扱われた患者であるが,血清蛋白の諸検査の一部については徳島大学第一内科(西条一夫博士)の援助を受けた。
高グロブリン血症性紫斑病1)(purpura hyper-globulinemica,Waldenström)の記録はわが国に20例2)〜21)みられるが,皮膚科からの報告はまだない。われわれの観察した本症の1例を述べ,若干の考察を加える。なお,本例は金沢大学皮膚科で扱われた患者であるが,血清蛋白の諸検査の一部については徳島大学第一内科(西条一夫博士)の援助を受けた。
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