icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科24巻4号

1970年04月発行

薬剤

2,3の瘙痒性皮膚疾患に対するHS−592錠の使用経験

著者: 佐藤健1 大河原章1

所属機関: 1北海道大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.389 - P.392

文献概要

はじめに
 抗ヒスタミン剤は1930年代にはじめて記載されて以来現在までに多くのものが臨床的に応用されている。近年その進歩は著しく,強力な抗ヒスタミン作用を有し,しかも副作用の比較的少ない薬剤が数多く開発されている。しかし現存する抗ヒスタミン剤は多かれ少なかれその治療量で嗜眠作用,中枢神経抑圧作用などの好ましくない作用を示すものが多い。今回我々は抗ヒスタミン剤でありながら動物実験上その副作用が極めて少ないHS-592錠を2,3の掻痒性皮膚疾患に用いる機会を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら