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文献概要
薬剤
2,3の瘙痒性皮膚疾患に対するHS−592錠の使用経験
著者: 佐藤健1 大河原章1
所属機関: 1北海道大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.389 - P.392
文献購入ページに移動はじめに
抗ヒスタミン剤は1930年代にはじめて記載されて以来現在までに多くのものが臨床的に応用されている。近年その進歩は著しく,強力な抗ヒスタミン作用を有し,しかも副作用の比較的少ない薬剤が数多く開発されている。しかし現存する抗ヒスタミン剤は多かれ少なかれその治療量で嗜眠作用,中枢神経抑圧作用などの好ましくない作用を示すものが多い。今回我々は抗ヒスタミン剤でありながら動物実験上その副作用が極めて少ないHS-592錠を2,3の掻痒性皮膚疾患に用いる機会を得たので報告する。
抗ヒスタミン剤は1930年代にはじめて記載されて以来現在までに多くのものが臨床的に応用されている。近年その進歩は著しく,強力な抗ヒスタミン作用を有し,しかも副作用の比較的少ない薬剤が数多く開発されている。しかし現存する抗ヒスタミン剤は多かれ少なかれその治療量で嗜眠作用,中枢神経抑圧作用などの好ましくない作用を示すものが多い。今回我々は抗ヒスタミン剤でありながら動物実験上その副作用が極めて少ないHS-592錠を2,3の掻痒性皮膚疾患に用いる機会を得たので報告する。
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