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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科25巻13号

1971年12月発行

文献概要

特集 小児の皮膚疾患

小児脂漏性湿疹

著者: 帷子康雄1 木村瑞雄1

所属機関: 1弘前大学医学部皮膚科数室

ページ範囲:P.1265 - P.1271

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 脂漏性湿疹Eczema seborrhoicumは1887年Unnaにより尋常性湿疹Eczema vulgareとは異る疾患として記載されたものであり,以来,その名称,帰属,病因,病型などに関して諸説が輩出し,未だ一定の帰結が得られたとはいい難い。
 従つて,成因の明らかにされないうちはMor-bus Unnaの名称を妥当とする考え(Gans)や,脂漏必ずしもHyperseborrhoeでなく,むしろ質的異常である点からdysseborrhoische Der-matitsの名称の提唱などが行なわれている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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