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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科25巻2号

1971年02月発行

文献概要

原著

持続性隆起性紅斑およびアナフィラクトイド紫斑に対するDDS療法

著者: 岡本昭二1 苅谷英郎1 松葉幹夫1

所属機関: 1千葉大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.137 - P.143

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 持続性隆起性紅斑(Erythema elevatum di-utinum—以下EEDと略す)に対しDDS (Dia-mino-Diphenyl-Sulfone)が卓効を示すことはVollum1),西山ら2),北村ら3)により報告されている。最近DDSにより2例のEEDの治療を行ない,著効をみたが,そのさい細小血管炎が第1に軽快することを認めたため,アナフィラクトイド紫斑の3症例に対してもDDSを投与してすぐれた治療効果を収めたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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