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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科25巻3号

1971年03月発行

文献概要

シンポジウム アレルギー性接触皮膚炎における抗原形成

展望

著者: 谷奥喜平1

所属機関: 1岡山大学

ページ範囲:P.253 - P.261

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 接触皮膚炎ですが,これには日光皮膚炎も含めますが,haptenが蛋白と結合するのには図1のようにhapten (H)がprotein (P)と結合するとの想定の大筋はPillsburyに書いてある通りだと主張しているものです。私はさらに血管を通つて皮膚の中にhaptenが入る場合もあると思います。日光皮膚炎ではhaptenとproteinとの結合に光線が関係する,さらにPとHが両方とも皮膚で代謝されるのでないか。この代謝の基本には皮膚はorganであるという私(表1)考があるのです。
 以上の想定で以下の実験を進めます。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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