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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科25巻6号

1971年06月発行

文献概要

原著

Angiokeratoma corporis diffusum(Fabry)の1例—臨床的・電子顕微鏡学的研究

著者: 長尾貞紀1 菅原久栄1 佐藤佳夫2 正木盛夫3 柳沼良夫3

所属機関: 1福島県医大皮膚科教室 2福島県医大第一内科 3福島県医大専門4年

ページ範囲:P.567 - P.575

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 Angiokeratoma corporis diffusum(Fabry)(以下ACDと略記する)は,1898年Fabry1)によりPurpura haemorrhagica nodularisとして,また同年Anderson2)によりA case of "angeiokeratoma"として別々に報告されたことにはじまる。その後の研究により,本症は他のAngiokeratomaとよばれるものと異なつて,系統的リピドージスであることが確立されている。
 われわれも本症の1家系の3名を観察する機会を得たので,うち1名について現在までに検索された臨床的ならびに組織学的結果について報告したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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