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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科26巻10号

1972年10月発行

文献概要

原著

Granuloma glutaeale infantumの2例

著者: 今村貞夫1 滝川雅浩2

所属機関: 1関西医科大学附属香里病院皮膚科 2京都大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.923 - P.927

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 1971年Tappcinerら1)は3〜7カ月の幼児のオムツカブレに引続いて,オムツの当る臀部,大腿屈側部に数個乃至10数個の赤色結節を生じた6症例を報告し,臨床所見ならびに病理学的所見より未だ記載されていない独立疾患であるとして,Granuloma glutaeale infantumなる新名称を堤唱している.
 我国においては,いまだかかる症例の報告はないようであるが,我々は最近Tappeinerらの報告例にほぼ一致すると思われる2症例を相次いで経験したので,これを報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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