文献詳細
文献概要
原著
Acanthome a cellules claires
著者: 石川謹也12
所属機関: 1川崎市立川崎病院皮膚科 2慶応義塾大学医学部皮膚科教室
ページ範囲:P.1107 - P.1115
文献購入ページに移動 1962年,Degosら1)は46歳の男子の腹部に発生した10×5mm大の結節状の腫瘤を組織学約に検索し,従来の記載にみない新しい所見に注目し,acanthome a cellules claircsなる名称の下に報告した.その後,フランスにおける報告が特に多いが,各国の学者の注目するところとなり症例が追加され2〜32),1970年,Degos & Civatte28)は最初の発表以後の8年間における世界文献よりの104例を集め統計的に再検討している.
本邦では広川ら32,33)が第1例を報告しているが,尚,症例が少なく三島ら34) ,福代ら35)の報告に接するのみである.最近著者も1例を経験したので報告する.
本邦では広川ら32,33)が第1例を報告しているが,尚,症例が少なく三島ら34) ,福代ら35)の報告に接するのみである.最近著者も1例を経験したので報告する.
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