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原著
Alopecia mucinosa—特に本症における酸性ムコ多糖類について
著者: 池村郁男1
所属機関: 1東京逓信病院皮膚科
ページ範囲:P.211 - P.217
文献購入ページに移動 Alopecia mucinosaは1957年Pinkusにより独立疾患としてその概念が明らかにされ,欧米ではその報告が多いが,本邦における報告例は現在までに約15例を数えるのみで,まだ比較的少数にとどまつている,著者は最近34歳男子に典型的と思われる1例を経験し,さらにその沈着物質である酸性ムコ多糖類(aMPS)について,組織化学的にそのaMPSを酵素消化法により同定し得たので報告する.
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