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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科26巻3号

1972年03月発行

文献概要

原著

レアギン(皮膚感作抗体)測定の臨床的経験について

著者: 赤坂陽1 大川義栄2 大津美智子2 野上有信2

所属機関: 1水戸日赤病院皮膚科 2水戸日赤病院臨床検査科

ページ範囲:P.239 - P.242

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 近年,石坂公成氏らによつてなされた皮膚感作抗体(レアギン) Ig-Eについての業績は,いわゆるアトピー素因というものに次第に明かな概念を与えつつあるように思われる.そこで私達は,その測定の臨床的価値を評価する目的で,アレルギー機序が関与すると思われる疾患群に,血清Ig-E測定を中心とする一連の検索を行ない,ある程度の結果を得たので報告する.
 検索対象アトピー皮膚炎,蕁麻疹,湿疹群を主とした258例について行つた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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