icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科26巻3号

1972年03月発行

文献概要

薬剤

Enramycinの抗トレポネーマ作用について

著者: 大久保暢夫1 堀幹郎1 宮沢貞雄1

所属機関: 1都立衛生研究所細菌第2部

ページ範囲:P.247 - P.249

文献購入ページに移動
 前報1)で我々はEnramycin (以下ERMと略)の梅毒治療効果について家兎実験梅毒を用いて検討し,肉眼的にも病理組織学的にもPenicillin-G (以下Pc-G)とほとんど同程度の治療効果を示すことを報告した.
 しかしこの実験では治療効果が期待できる薬剤であるか否かを明らかにすることを主目的としたために,用いた薬剤投与量は成人常用量の2倍以上であり,ERMのトレポネーマに対する最低発育阻止濃度,血中濃度等から算出したものではなかつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?