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〈原著論文抄録〉
Reiter症候群,他
著者: 赤井昭1 村川英三2
所属機関: 1県立ガンセンター新潟病院皮膚科 2県立ガンセンター新潟病院内科
ページ範囲:P.275 - P.275
文献購入ページに移動発疹は紅色丘疹乃至小水疱として初発し,滲出傾向を帯び,足蹠,足背,下腿などでは厚いかき殻状の角化性痂皮を形成し,その他四肢,腋窩,そ蹊,外陰等では融同して大きな紅色鱗屑性局面を示す.自覚症はない.組織はKogoj海線状膿疱と角質源生を示す.関節液,尿培養でマイコプラスマ陰性,STS(−),RA(−),CRP,赤沈値α2グロブリン値は病勢に一致して変動する.コルチコステロイド,ブタゾリジン,サリチル酸剤が対症的に有効であつた.
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