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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科26巻4号

1972年04月発行

文献概要

原著

狼瘡癌について

著者: 星野臣平1 佐々田健四郎1 安江隆1 安江厚子1

所属機関: 1国立名古屋病院皮膚科

ページ範囲:P.317 - P.320

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 尋常性狼瘡の経過中,その病変部より,ないしはその瘢痕部より発生した癌を狼瘡癌という.肺結核,骨結核などの発生頻度の減少に伴い,皮膚結核,特に尋常性狼瘡はすくなくなつており,従つて狼瘡癌もあまり見られなくなつた.今回,我々は狼瘡癌の1例を経験したので,この機会に新しい観点より狼瘡癌につき考察してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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