文献詳細
文献概要
原著
Keratolysis Plantare Sulcatum
著者: 東禹彦1
所属機関: 1大阪市立大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.321 - P.325
文献購入ページに移動 Keratolysis plantare sulcatumは1910年にCastellani1)によつてKeratoma plantare sul-catumの病名ではじめて報告され,Acton andMcGuire2)によつて微生物感染による疾患であることが確定された.さらに,その臨床像がKera-tomaでないという理由でActon and Mc-Guire2)によつてKeratolysis plantare sulcatumと名付けられた.
近年ではZaiasら3)によってPitted kertoly-sisという別称で報告されている疾患である.従来の報告はほとんどが熱帯および悪熱帯に属する地方からのものである.本邦において本症と確認しうる症例の報告は陳4)により台湾における例が報告されているのみである.
近年ではZaiasら3)によってPitted kertoly-sisという別称で報告されている疾患である.従来の報告はほとんどが熱帯および悪熱帯に属する地方からのものである.本邦において本症と確認しうる症例の報告は陳4)により台湾における例が報告されているのみである.
掲載誌情報