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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科26巻6号

1972年06月発行

綜説

母斑および母斑症

著者: 広根孝衞1

所属機関: 1金沢大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.489 - P.495

文献概要

 母斑および母斑症は,遅発性のものを除き,すべて小児期に発病するが,小児では症状が顕著でなく,診断が困難な場合も時にある.また,母斑症に属する疾患では,皮膚以外の臓器や組織に生じた病変が二次的に重篤な症状を惹起し,患者の生命をおびやかす場合もありうる.そこで,小児期にこれらの疾患を正確に診断し必要な助言を与えることは,患者やその家族から余計な不安を除き,また適切な治療を行なうために重要である.ここでは母斑および母斑症のうちの若干のものについて,最近問題になつている事項を下に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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