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〈原著論文抄録〉
内臓癌の皮膚転移について—特異な臨床所見を呈した転移性皮膚癌の経験例を中心として,他
著者: 山口全一1
所属機関: 1日本大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.563 - P.563
文献購入ページに移動 52歳女子に胃癌剔除術後,臍窩左側に皮膚転移初発病巣を生じ,この腫瘍の剔除を受けたにもかかわらず,漸次躯幹,四肢等に拡大して特異の臨床所見を呈し,かつ長期の経過を観察しえた転移性皮膚癌の1例を記載した.
本例では,胃癌から皮膚への転移径路がほぼ確認され,その特異な臨床型ならびに臨床経過のきわめて長い理由についても若干の考按を行つた.
本例では,胃癌から皮膚への転移径路がほぼ確認され,その特異な臨床型ならびに臨床経過のきわめて長い理由についても若干の考按を行つた.
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