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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科26巻7号

1972年07月発行

原著

続発性棘状苔癬について—自験数例を中心に

著者: 平野京子1 升水達郎1

所属機関: 1杏林大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.629 - P.635

文献概要

 いわゆる続発性棘状苔癬(sekundärer Spinulos-ismus, spinulosisme)の原疾患としては,白癬および白癬疹,梅毒疹,扁平苔癬,苔癬状皮膚結核,毛孔性苔癬,砒素中毒疹,ことにサルバルサン疹,風疹,麻疹または猩紅熱様熱性疾患,Sch-ick-tcst過敏症,脂漏性皮膚炎等が記載せられている,私共は最近,続発性棘状苔癬の数例を経験し,観察する機会を得たので,ここに若干の文献的考察を加えて記載したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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