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DNGB皮膚試験は細胞性免疫を検索する一手段としてかなり一般に用いられるようになつてきた.
生体の防禦反応としての免疫現象には体液性免疫(humoral immu-nity)と細胞性免疫(Cellular immu-nity)の2つがある.体液性免疫は近年とくに研究の進歩が著しく,臨床面での応用も簡便となつている.一方,細胞性免疫という用語はかなり日常的なものになりつつあるが,はたして患者に細胞性免疫の低下があるかどうかを調べようとすると,それは体液性免疫の臨床面の応用に比べ,はるかにあつかいにくい面が多く,的確な方法がみいだされていないのが現状である.
生体の防禦反応としての免疫現象には体液性免疫(humoral immu-nity)と細胞性免疫(Cellular immu-nity)の2つがある.体液性免疫は近年とくに研究の進歩が著しく,臨床面での応用も簡便となつている.一方,細胞性免疫という用語はかなり日常的なものになりつつあるが,はたして患者に細胞性免疫の低下があるかどうかを調べようとすると,それは体液性免疫の臨床面の応用に比べ,はるかにあつかいにくい面が多く,的確な方法がみいだされていないのが現状である.
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