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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科27巻11号

1973年11月発行

一頁講座

DNCB皮膚試験

著者: 設楽篤幸1

所属機関: 1新潟大学皮膚科

ページ範囲:P.950 - P.950

文献概要

 DNGB皮膚試験は細胞性免疫を検索する一手段としてかなり一般に用いられるようになつてきた.
 生体の防禦反応としての免疫現象には体液性免疫(humoral immu-nity)と細胞性免疫(Cellular immu-nity)の2つがある.体液性免疫は近年とくに研究の進歩が著しく,臨床面での応用も簡便となつている.一方,細胞性免疫という用語はかなり日常的なものになりつつあるが,はたして患者に細胞性免疫の低下があるかどうかを調べようとすると,それは体液性免疫の臨床面の応用に比べ,はるかにあつかいにくい面が多く,的確な方法がみいだされていないのが現状である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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