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原著
糖尿病と皮膚病変—最近15年間の統計的観察
著者: 菅原光雄1 道部秉1 桜井学1 石河知之1 佐藤静生1
所属機関: 1弘前大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.501 - P.507
文献購入ページに移動これらの症例について,比較的多くみられた皮膚疾患の内訳をみると,膿皮症,真菌性疾患,皮膚掻痒症,急性湿疹などの順となつているが,当科における全皮膚疾患患者との疾患別順位比較などを行なつて検討して結果,糖尿病との関連がとくに重視される皮膚病変としては,壊疽,潰瘍,顔面細血管拡張症,皮膚掻痒症および急性湿疹(間擦性湿疹型)などがあげられる成績が得られた.
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