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連載 皮膚科学に貢献した医学者たち・5
メレダ病
著者: 高橋吉定
所属機関:
ページ範囲:P.621 - P.625
文献購入ページに移動1.はじめに
わが国においても皮膚科学会において"メレダ病"として患者の供覧されたことが何回かあつた.その患者の病変が軽度なとき,ほとんどいつも討論されたのは,"ウンナートスト型遺伝性掌蹴角化腫"との鑑別についてであつた.そこで"メレダ病"はどんな人によつて一般に注目されるようになつたか,そして現在海外において,またわが国において皮膚科学者はどう理解しているか,今回はこれらについて書いてみることにする.
わが国においても皮膚科学会において"メレダ病"として患者の供覧されたことが何回かあつた.その患者の病変が軽度なとき,ほとんどいつも討論されたのは,"ウンナートスト型遺伝性掌蹴角化腫"との鑑別についてであつた.そこで"メレダ病"はどんな人によつて一般に注目されるようになつたか,そして現在海外において,またわが国において皮膚科学者はどう理解しているか,今回はこれらについて書いてみることにする.
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