文献詳細
文献概要
皮膚臨床—病理カンファレンス(1)
Tubular hidradenoma
著者: 安原稔1
所属機関: 1大阪医科大学皮膚科
ページ範囲:P.698 - P.701
文献購入ページに移動症例 40歳 女子
現病歴と現症 約1年前に右下眼瞼下に半米粒大の硬結があるのに気付いた.最近,大きさを増し,表面やや発赤し,瘙痒を感じるようになつた.初診時の臨床所見は碗豆大の半球状に隆起する腫瘤が右下眼瞼外側直下に存在し,表面は軽く発赤し,弾性硬に触れ,下床とは可動性であつた(図1).
現病歴と現症 約1年前に右下眼瞼下に半米粒大の硬結があるのに気付いた.最近,大きさを増し,表面やや発赤し,瘙痒を感じるようになつた.初診時の臨床所見は碗豆大の半球状に隆起する腫瘤が右下眼瞼外側直下に存在し,表面は軽く発赤し,弾性硬に触れ,下床とは可動性であつた(図1).
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