文献詳細
文献概要
皮膚臨床—病理カンファレンス(1)
Eccrine ductoadenoma
著者: 宇多弘次1 三島豊1
所属機関: 1和歌山医科大学
ページ範囲:P.704 - P.705
文献購入ページに移動症例 67歳 女子
現病歴と現症 7,8年前より右口角部より右頬部へかけて小指頭大の腫瘤を生じ,漸次腫大し現在小鶏卵大になつている(図1).痛みや食事時の不快感はない.手術所見は右口角斜上方の部に小鶏卵大の表皮下腫瘍あり.深部との癒着はない.肉眼上被膜を有し,軟骨様硬で割面は灰白色である.検査は赤血球372万,白血球3900(リンパ球60%)のほか異常はない.
現病歴と現症 7,8年前より右口角部より右頬部へかけて小指頭大の腫瘤を生じ,漸次腫大し現在小鶏卵大になつている(図1).痛みや食事時の不快感はない.手術所見は右口角斜上方の部に小鶏卵大の表皮下腫瘍あり.深部との癒着はない.肉眼上被膜を有し,軟骨様硬で割面は灰白色である.検査は赤血球372万,白血球3900(リンパ球60%)のほか異常はない.
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