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文献概要
皮膚臨床—病理カンファレンス(2)
斑状鞏皮症様基底細胞上皮腫(Morphea-like basal cell epithelioma)
著者: 本間真1
所属機関: 1国立姫路病院皮膚科
ページ範囲:P.798 - P.799
文献購入ページに移動症例 84歳 女子
現病歴と現症 約10年前,左頬に黒い小結節ができ,糜爛,潰瘍化することなく,きわめて徐々に中央が陥凹して瘢痕様を呈しながら周辺に拡大して来た.初診時(図1)には左鼻背から左頬中央に2.6×3.0cm,不正形,黄褐色の境界鮮明で周辺は隆起縁を形成し,中央は陥凹し瘢痕様の光沢のある受皿様の硬い病巣がみられる.また鼻背側に2個の黒褐色丘疹があるが,潰瘍,痂皮形成はない.
現病歴と現症 約10年前,左頬に黒い小結節ができ,糜爛,潰瘍化することなく,きわめて徐々に中央が陥凹して瘢痕様を呈しながら周辺に拡大して来た.初診時(図1)には左鼻背から左頬中央に2.6×3.0cm,不正形,黄褐色の境界鮮明で周辺は隆起縁を形成し,中央は陥凹し瘢痕様の光沢のある受皿様の硬い病巣がみられる.また鼻背側に2個の黒褐色丘疹があるが,潰瘍,痂皮形成はない.
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