icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科28巻10号

1974年10月発行

文献概要

講座

皮膚生検と病理組織標本—実地医家と臨床検査技師の立場から

著者: 篠力1 市川武城1 伊藤信一2 江本修3

所属機関: 1大分皮膚科懇話会 2九州大学温泉治療学研究所病理研究室 3大分市医師会立アルメイダ病院病理部

ページ範囲:P.697 - P.702

文献購入ページに移動
 皮膚生検は皮膚疾患の診断に有用であるが,その普及には手技の簡易化が重要で,外来診療の場で容易に行い得るものでなくてはならない.市川1)は,この目的に副い生検器具の消毒法として,手術用絹糸消毒液の応用と,手動式皮膚用トレパンによる生検が便利であるとした,今回はトレパン生検の得失,局麻の組織所見に及ぼす影響等を検討し,またより良い標本を作るため,検査技師の立場から標本作製上の問題を取り上げて見る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?