文献詳細
綜説
文献概要
周知のように,接触アレルギーはいわゆる遅延型アレルギー反応ないしcellular hypersensitivityの一典型とされており,その発生機転などについては既に多くの業績とモノグラフがあり,今更解説を試みるのも蛇足を加える感がないでもない.しかも,最近の免疫・アレルギー学の進歩は目ざましく,わたくし如きものには到底消化しきれるものではないという感を深くしているのであるが,編集部のもとめに応じ,及ばずながらも,上記表題について,文献に基づいて柳かの解説を試みる次第である.
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