文献詳細
文献概要
皮膚臨床—病理カンファレンス(2)
Cervical auricle
著者: 須貝哲郎1
所属機関: 1大阪回生病院皮膚科
ページ範囲:P.404 - P.405
文献購入ページに移動症例 37歳 男
現病歴と現症 幼時より(生下時?),左前頸部の鎖骨やや上方に腫瘤を有していたが,自覚症状のないままに放置していた.初診時,左胸鎖乳突筋の前面,鎖骨のやや上方に,14×10mm大の不規則な隆起があり(図1),その部の皮下に硬い腫瘤を触れる.腫瘤は軟骨様硬で,皮膚と可動性,基部と固着し,不整形を示す.
現病歴と現症 幼時より(生下時?),左前頸部の鎖骨やや上方に腫瘤を有していたが,自覚症状のないままに放置していた.初診時,左胸鎖乳突筋の前面,鎖骨のやや上方に,14×10mm大の不規則な隆起があり(図1),その部の皮下に硬い腫瘤を触れる.腫瘤は軟骨様硬で,皮膚と可動性,基部と固着し,不整形を示す.
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