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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科28巻6号

1974年06月発行

文献概要

連載 皮膚科学に貢献した医学者たち・13

パジェット病

著者: 高橋吉定

所属機関:

ページ範囲:P.484 - P.490

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1.はじめに
 本症が乳癌を併発するという臨床的観察は,1874年早くもPagetによつて指摘され,その皮疹に独特の細胞の見られることは,すでにその2年後にButlinによつて発見された.これによつて本症の臨床的組織学的独立性は確定されたが.本症と乳癌との発生関係は,その後も長い間議論の対象となつた.しかるに今やそれも国際的にほぼ絞られた見解に達し,以下記述する諸国学者の説くところを読めば,おおむねそれを領解することができると思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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