文献詳細
原著
文献概要
68歳,女性.左側乳癌に罹患し,それとほぼ同時に全身に沈贅様皮疹の多発をみた.皮疹は組織学的にseborrheic keratosisと診断,乳癌摘出後やや縮小するのがみられた.
本症例は1890年に命名され,最近Dantzigによつて再検討されたLeser-Trelatの徴候に一致するものと考え報告し,あわせて若干の考察を行つた.
本症例は1890年に命名され,最近Dantzigによつて再検討されたLeser-Trelatの徴候に一致するものと考え報告し,あわせて若干の考察を行つた.
掲載誌情報