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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科29巻2号

1975年02月発行

文献概要

原著

ERYTHRASMAの2例

著者: 庄司昭伸1 須貝哲郎2

所属機関: 1大阪市立大学医学部皮膚科学教室 2大阪回生病院皮膚科

ページ範囲:P.129 - P.131

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 Erythrasmaの2例を報告し,病変部の落屑を市販の1%小川培地,27℃で培養したところ,10日後淡黄色に変化した培地上に白黄色の集落を得た.この集落にWood's lightを照射したところ,病変部の鮮かな紅色螢光と全く同一の螢光性を示したので,本菌をEry—thrasmaの起因菌であるCorynebacterium Minutissimum (von Barensprung)と推定した.1%小川培地上の集落はかなり長期間螢光性を示す点で従来のものより優れている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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