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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科29巻2号

1975年02月発行

文献概要

薬剤

二重盲検法によるSH製剤C-G(L-Cysteine)の薬疹・中毒疹に対する臨床効果

著者: 帷子康雄1 菅原光雄1 祖父尼哲1 上原伸一2 山本欣一3 山内哲4 最上晋5 針生敬三6 安田利顕7 伊藤正俊7 高島已千雄8

所属機関: 1弘前大学医学部皮膚科 2青森市民病院皮膚科 3五所川原市立西北中央病院皮膚科 4由利組合総合病院皮膚科 5仙北組合総合病院皮膚科 6平鹿総合病院皮膚科 7東邦大学医学部皮膚科 8中央大学理工学部数学科

ページ範囲:P.147 - P.153

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 L-CysteineはSH基を有するアミノ酸であるが,α-Mercaptopropinylglycine,GlutathioneなどのSH化合物と同様,生体の酸化還元機構に関与し,解毒作用,抗アレルギー作用あるいは酵素賦活作用などを有することが知られている1〜3)
 SH剤が臨床的に内科,皮膚科など各領域において肝疾患をはじめ,アレルギー性疾患,中毒性疾患,代謝障害,色素沈着症などに広く用いられ,すぐれた効果をあげていることも周知の通りである4〜5)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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