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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科29巻5号

1975年05月発行

文献概要

原著

塩化ベンザルコニウムによる接触皮膚炎の2例

著者: 東禹彦1 潮田妙子1

所属機関: 1関西医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.395 - P.398

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 近年ひろく使用されるようになつてきた塩化ベンザルコニウムによる接触皮膚炎の2例を報告し,本剤による貼布試験濃度としては市販の10%塩化ベンザルコニウム溶液を1,000倍に希釈したものを用いるのが適当であることを明らかにした.なお,症例1は看護婦で日常塩化ベンザルコニウムに接する機会が多いために,症例2は潰瘍部の消毒に塩化ベンザルコニウムを使用したために接触皮膚炎を生じたものてある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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