icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科29巻5号

1975年05月発行

文献概要

薬剤

ウイルス性皮膚疾患に対するRifampicin軟膏の応用

著者: 清水順也1

所属機関: 1新潟県立加立加茂病院

ページ範囲:P.407 - P.411

文献購入ページに移動
 ウイルス性皮膚疾患については,現在のところその診断はついても治療は対症療法の域を出ない.積極的な治療はワクチン以外にないのではないかと極言されても過言ではないであろう.ここ数年来,三国ら1),庭山ら2),大石ら3)の眼科領域での試みとして,流行性角結膜炎,眼瞼ワクチニアなどに対して抗結核剤であるRifam—picin (以下RFPと略す)を0,6%の生理的食塩水で懸濁液となし,これを点眼薬として用い,良好な成績を得ている.そこでRFPを外用剤として,皮膚疾患への応用を追試の形で試み,病巣の早期乾燥化など有効と認めたのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら